2024年12月1日(日)、愛知県稲沢市の祖父江町で開催される「そぶえイチョウ黄葉まつり」の会場周辺を訪れました。
この時期には祖父江町山崎地区一帯で見事なイチョウの黄葉が楽しめます。
全国的にも有数の銀杏の産地であるこの地域では、イチョウの葉が一面黄色に染まり、初冬の風景を演出してくれます。
訪れた日は冬の寒さを感じるような気温でしたが、雲の合間から時折差し込む日差しがイチョウの黄色い葉を輝かせていました。 歩いていると冷たい空気が頬に心地よく、初冬の澄んだ空気感がより一層、この風景を特別なものに感じさせてくれました。
まつりのメイン会場となる「祖父江ぎんなんパーク」、「祐専寺」やイチョウの並木の道は見頃を迎え、木々には美しく色づいた葉が残っており、また落ちたイチョウの葉も黄色の落ち葉の絨毯を歩くような感覚にさせてくれます。
会場周辺は人が多く込み合っていましたが、会場を少し離れればゆったりと散策することができました。 祖父江町ならではのこの景色は、忙しい日常を忘れさせてくれる癒しの時間でした。
また、この地域では特産品である銀杏(ぎんなん)も有名で、販売所では地元で採れた新鮮な銀杏を購入することができます。イチョウの木々がつくる景色だけでなく、地元文化や味覚にも感動されるのが、この「そぶえイチョウ黄葉まつり」の魅力でもあります。