2025年7月19日(土)、八ヶ岳連峰の硫黄岳へ登ってきました。夏山シーズン真っ只中のこの時期、天候にも恵まれ、絶景を楽しめた一方で、体力的にはかなりハードな山行となりました。
今回は桜平駐車場(下)からスタートし、夏沢峠を経て「硫黄岳」へ登り「赤岩の頭」からオーレン小屋へ下る周回ルートを歩きました。林道歩きも含めた長時間行動となり、体力を試される山行となりました。
硫黄岳とは?八ヶ岳連峰の人気ピーク
八ヶ岳連峰の中でもアクセスしやすく、迫力ある景観が楽しめる硫黄岳。爆裂火口や稜線からの大展望など、多くの登山者を惹きつける魅力を持つ人気の山です。
標高と特徴(爆裂火口・展望)
硫黄岳は標高2,760m。山頂付近には大きくえぐられた爆裂火口が広がり、八ヶ岳らしい荒々しい景観を間近で体感できます。
初心者〜中級者に人気
危険箇所が少なく比較的歩きやすいルートが多い一方で、しっかりとした登り応えもあり、初心者から中級者まで幅広く楽しまれている山です。
今回の登山ルートとコースタイム
硫黄岳・赤岩ノ頭 / よっさんさんの硫黄岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
- 桜平駐車場(下) スタート
- 桜平ゲート +約60分
- 夏沢鉱泉 +約30分
- オーレン小屋 +約60分
- 夏沢峠 +約30分
- 硫黄岳 +約90分
- 赤岩の頭 +約15分
- オーレン小屋 +約40分
- 夏沢鉱泉 +約40分
- 桜平ゲート +約20分
- 桜平駐車場(下) +約60分
- コースタイム 約9時間50分(休憩含む)
樹林帯、山小屋、稜線と変化に富んだコースで、硫黄岳の魅力を一通り味わえるルート構成です。
今回の山行は約9時間50分、歩行距離16.5kmと日帰りとしてはかなり長め。余裕のある計画が求められます。
駐車場事情 ※満車に注意
硫黄岳登山のスタート地点となる桜平駐車場ですが、週末は早朝でも満車になることが多く、登山の難易度を左右する重要なポイントです。
桜平駐車場(下)駐車場を利用した理由
当日は到着が8時頃、桜平駐車場(中)は満車。やむを得ず桜平駐車場(下)駐車場を利用することになりました。
登山口までの林道歩き(約1時間)
桜平駐車場(下)から登山口までは約1時間の林道歩き。これが想像以上に体力を消耗し、山行全体に影響を与えました。
登山開始|桜平駐車場(下)〜オーレン小屋へ
桜平駐車場(下)から登山口までは林道歩き。これが約1時間ほど続き、しかも緩やかな登り基調。まだ登山が始まっていないにもかかわらず、じわじわと体力を奪われていきます。夏の気温も相まって、序盤から汗が止まりませんでした。
緩やかだが続く登り
ようやく登山口に到着し、少し歩くと夏沢鉱泉に到着。ここからが本格的な登山のスタートです。登山道は急登というほどではありませんが、一定の傾斜が続く“地味にきつい登り”。足にじわじわと疲労が溜まっていく感覚があります。




オーレン小屋の賑わい
しばらく歩くとオーレン小屋に到着。ここは多くの登山者で賑わっており、人気の高さを感じさせます。休憩している人、テント泊の準備をしている人など、それぞれが思い思いの時間を過ごしていました。

夏沢峠から硫黄岳へ|本格的な登り
さらに進み、夏沢峠へ。ここからは視界が開け、硫黄岳の爆裂火口が見えてきます。荒々しい岩肌がむき出しになったその姿は迫力があり、「あそこまで登るのか」と気持ちが引き締まります。

標高による体力消耗と山頂直前の苦しさ
そしてここからが本番。硫黄岳山頂へ向けた登りが始まります。標高の高さの影響もあるのか、思うように足が前に出ません。一歩一歩は小さくても、確実に前へ進むしかありません。息も上がり、何度も立ち止まりながらの登りとなりました。


それでもなんとか山頂へ到着。登り切った瞬間の達成感は格別でした。

硫黄岳山頂|爆裂火口と八ヶ岳の絶景
山頂からは八ヶ岳の主峰・赤岳をはじめ、横岳、阿弥陀岳といった名峰が一望でき、圧巻の景色が広がります。稜線の美しさと迫力は、これまでの疲れを一気に吹き飛ばしてくれました。



下山|赤岩の頭からの絶景ルート
しばらく山頂で休憩した後、赤岩の頭を経由して下山します。このルートもまた素晴らしく、硫黄岳から横岳へと続く稜線が見渡せる絶景ポイント。ダイナミックな地形を眺めながらの下山は、非常に贅沢な時間でした。




樹林帯への変化
赤岩の頭を過ぎると、再び樹林帯へ。そこからオーレン小屋へと下り、あとは登りと同じルートで下山します。
林道歩きがきつい|桜平(下)までの長い下山
そして最後に待っているのが、あの林道歩き。登山口に戻った時点で体力はかなり消耗しており、そこからさらに約1時間の舗装路歩きは正直かなり堪えました。単調な道のりが余計に長く感じられ、精神的にもきつい区間でした。
硫黄岳は体力勝負だが満足度の高い山
最終的なコースタイムは約9時間50分、歩行距離は16.5km。数字以上に体感的な疲労は大きく、非常にハードな山行となりました。
それでも、硫黄岳の爆裂火口、八ヶ岳の主峰群の展望、そして稜線の美しさは、それに見合うだけの価値があると感じました。


次に訪れるときは、もう少し早く到着して桜平(中)駐車場を利用し、余裕を持った山行にしたいと思います。
硫黄岳(日帰り)の難易度
・距離:行動時間は日帰りとしてはかなり長め
・急登:急登は少ないものの、緩やかな登りが長く続く
・危険個所:登山道はよく整備されており、危険箇所や鎖場などはほとんど無し
・体力:日帰り登山に慣れている中級者向けの体力が必要

