2025年4月20日、鈴鹿山脈の入道ヶ岳へ登ってきました。今回で2回目の入道ヶ岳。前回は椿大神社から北尾根コースを利用しましたが、今回は井戸谷コースから登り、二本松コースで下山する周回ルートを選択しました。山頂前には「北の頭」、山頂後に「椿大神社奥宮」にも寄る計画です。
天候は曇り。山頂からの大展望はあまり期待できない空模様でしたが、その分、春の花々を楽しむ山行にしようと気持ちを切り替えてスタートしました。
入道ヶ岳とは?山頂の鳥居が有名な鈴鹿セブンマウンテン
入道ヶ岳は三重県鈴鹿市にある標高906mの山で、椿大神社の御神体山としても知られています。山頂に立つ大きな鳥居が象徴的で、晴れた日には伊勢平野や伊勢湾を一望できる人気の山です。
初心者から中級者まで幅広く登られており、複数の登山ルートがあるのも魅力です。
今回のルート|井戸谷コース→北の頭→山頂→二本松コース
北の頭・入道ヶ岳 / よっさんさんの入道ヶ岳・北の頭の活動データ | YAMAP / ヤマップ
登山ルートとコースタイム
- 椿大神社第三駐車場 スタート
- 入道ヶ岳北尾根コース登山口(通過) +約20分
- 井戸谷避難小屋 +約60分
- 北の頭 +約60分
- 入道ヶ岳山頂 +5分
- 椿大神社奥宮 +約10分
- 二本松避難小屋 +約40分
- 入道ヶ岳北尾根コース登山口 +約50分
- 椿大神社第三駐車場 ゴール +20分
- コースタイム 約5時間(休憩含む)
周回することで違う景色を楽しめるのがメリットです。
駐車場・トイレ・登山届情報
・椿大神社第三駐車場(登山者用)
登山者は椿大神社第三駐車場を利用します。広くて停めやすく、無料です。
・トイレ情報
登山口へ向かう途中に複数箇所トイレがあります。山中にはありませんので必ず済ませておきましょう。
・登山届
今回、北尾根コース登山口付近で警察と地元の方による登山届の確認が行われていました。鈴鹿山脈では遭難も発生しているため、登山届は必ず提出しましょう。
井戸谷コース ~沢沿いと急登が特徴~
井戸谷コースは沢沿いを進む静かなルートです。水の流れる音を聞きながら、しっとりとした森の中を歩いていきます。北尾根コースとはまた違う雰囲気で、同じ山でもこれほど印象が変わるのかと感じます。

登山道脇には馬酔木(アセビ)が咲き、白い小さな花が連なっていました。曇天の柔らかい光の中で見る馬酔木はどこか幻想的です。さらにツツジも咲き始めており、控えめながらも春の訪れをしっかりと感じさせてくれました。


後半にかけて傾斜は徐々に増していき、稜線に出る少し手前にはこのコース最大の急登が待っています。息が上がり、太ももに負荷がかかりますが、一歩一歩着実に登っていきます。
登り切ると、そこからは入道ヶ岳らしい開放的な登山道が続き、気持ちよく歩けます。なだらかな起伏の道を進み、まずは「北の頭」へ。

山頂は真っ白…それでも静かな入道ヶ岳
まずは、「北の頭」に立ち寄りました。「北の頭」から山頂周辺はなだらかで歩きやすく、寄り道するのにおすすめです。

「北の頭」で少し休憩を取った後、山頂へ向かいました。
象徴的な大きな鳥居が見えてくると、自然と足取りも軽くなります。
しかし、鳥居の先に広がっていたのは真っ白な世界。期待していた伊勢湾方面の展望はなく、辺り一面ガスに包まれていました。何も見えない潔いほどの白さ。それでも、不思議と落胆だけではありませんでした。風もなく、静まり返った山頂はどこか神秘的で、落ち着いた時間が流れていました。

この日は入道ヶ岳にしては人も少なく、全体的に静かな山行となりました。人気の山ですが、曇天だったことも影響していたのかもしれません。賑わいのある山も良いですが、こうした落ち着いた雰囲気もまた魅力です。

山頂で休憩を取った後、「椿大神社奥宮」へ向かいました。主峰から少し足を延ばすだけで、より静かな空気を感じられる場所です。派手さはありませんが、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと歩く時間はとても贅沢でした。


二本松コースで下山 ~歩きやすい尾根道~
下山は二本松コースを利用。比較的歩きやすい尾根道が続き、安定したペースで下っていきます。登りで使った井戸谷コースとの対比もあり、変化に富んだ周回ルートを楽しむことができました。
今回のコースタイムは5時間13分。花を眺めたり、写真を撮ったりしながらの、ゆったりとした山行でした。

展望がなくても楽しめる入道ヶ岳
展望こそありませんでしたが、春の花々と静かな空気に包まれた今回の入道ヶ岳。2回目だからこそ感じられる違いと、新たな発見がありました。同じ山でも、コースや天候、季節が変わればまったく別の山になる。その奥深さを改めて実感した一日となりました。


次は青空の下で、あの鳥居越しの大展望をもう一度見に来たいと思います。
入道ヶ岳(井戸谷〜二本松周回)の難易度
・距離:中程度
・急登:井戸谷コース終盤がややきつい
・危険箇所:大きな鎖場などは無し
・体力レベル:初心者〜中級者向け
※難易度は個人の感想です。

