雪山登山の基本を学ぶためモンベルの講習会へ参加
2026年2月28日(土)、モンベルが主催する「雪山登山技能実習講習会 ピッケル&アイゼンワーク」に参加してきました。
2025年から雪山登山を始め、大日ヶ岳や北横岳などを歩いてきましたが、本格的な雪山登山はまだ経験していません。
雪山は夏山と違い、アイゼンやピッケルといった専用装備を使用します。また、滑落や雪崩などのリスクもあるため、自己流ではなく基本的な技術をしっかり学んでおきたいと考えていました。
そんな中で見つけたのがモンベルの雪山登山技能実習講習会です。
今回は実際に参加して感じたことや講習内容について紹介したいと思います。
講習会の概要
開催場所は木曽駒ヶ岳・千畳敷カール
今回の講習会の会場は、中央アルプスを代表する人気スポットである 千畳敷カール です。
ロープウェイで標高約2,600mまで一気に上がることができ、本格的な雪山環境の中で講習を受けられます。
講習は千畳敷カールの一角にある雪の斜面を利用して行われました。
雪山講習としては理想的な環境で、実践的な技術を学ぶことができます。

当日の概要
・開催日:2026年2月28日(土)
・ 時間:10:00~14:45
・場所:千畳敷カール
・内容:ピッケル&アイゼンワーク
・参加人数:約10名
・グループ数:約4グループ
参加者は比較的若い方が多い印象でした。
男女問わず参加しており、雪山初心者からステップアップを目指す方まで幅広い層が集まっていました。
【※講習中は実技に集中していたため写真撮影は行っていません。本記事は実際に参加した体験をもとに作成しています。】
高山らしい変化の激しい天候
晴天とガスが繰り返される一日
当日の天気は晴れ。
しかし標高が高いこともあり、天候の変化が非常に早く感じられました。
雲一つない真っ青な空が広がったかと思うと、しばらくするとガスが上がってきて周囲が真っ白になる場面もありました。
改めて高山特有の天候変化の速さを実感します。
雪山ではこうした環境変化もリスクになるため、天候を常に意識することの重要性を感じました。

アイゼンワーク講習
基本から実践までしっかり学べる内容
講習前半はアイゼン歩行が中心でした。
実際の雪斜面を利用しながら様々な歩行技術を学びます。
実際に歩いてみると、普段なんとなく歩いていた部分にも正しい体重移動や足の置き方があることが分かりました。
急斜面を登る歩行方法やトラバース歩行など、講師の説明を聞きながら何度も繰り返し練習することで、歩き方のコツを掴むことができました。
ピッケルワーク講習
ピッケルの正しい使い方を学ぶ
後半はピッケルワークです。
これまでピッケルを持ったことはありましたが、正しい使い方を体系的に学ぶのは初めてでした。
まずは基本となる持ち方から。
斜面の向きや状況によって持ち替える必要があり、その理由についても詳しく教えていただきました。
今回特に印象に残ったのが滑落停止訓練です。
雪山では転倒や滑落が命に関わる事故につながる可能性があります。そのため滑り始めた瞬間に停止動作を行うことが重要になります。
実際に雪面で練習しましたが、思った以上に難しく感じました。何度も繰り返し練習することの大切さを実感します。
強風時の耐風姿勢についても学びました。
初心者に優しい講習内容
講師の説明が非常に丁寧
今回の講習で最も良かったと感じたのは講師の指導です。説明だけではなく、
・講師が実演する
・参加者が実際に行う
・個別にアドバイスをもらう
という流れで進むため、とても分かりやすく感じました。質問もしやすく、初心者でも安心して参加できる雰囲気でした。
レンタル装備も充実
初めてでも参加しやすい
講習では冬山のフル装備が必要になります。ただし、
・ヘルメット
・アイゼン
・ピッケル
などはレンタルも可能です。これから雪山を始めようと考えている方でも参加しやすい環境が整っていると感じました。
参加して感じたこと
雪山初心者には非常におすすめ
今回の講習会に参加して感じたのは、雪山登山の基礎技術を体系的に学ぶことの大切さです。
これまで何となく使っていたアイゼンやピッケルにも、それぞれ状況に応じた使い方があります。
実際に講習を受けたことで理解が深まり、今後の雪山登山に対する安心感も大きくなりました。
本格的な雪山へ行く前に受講したい講習会
モンベルの雪山登山技能実習講習会は、雪山初心者や雪山を始めて間もない方に非常におすすめできる講習会でした。
アイゼン歩行やピッケルワークの基本を実践的に学べるだけでなく、雪山での安全意識も高めることができます。
特にこれから本格的な雪山へ挑戦したいと考えている方には大きな自信につながるはずです。
雪山の技術に不安がある方は、一度こうした講習会に参加してみることをおすすめします。知識だけでなく、安全に雪山を楽しむための大きな一歩になると感じました。


