2026年4月18日(土)、滋賀県と三重県の県境に位置する「霊仙山」へ登ってきました。
霊仙山は標高1,094m、日本百名山ではありませんが、関西屈指の人気を誇る山の一つです。山頂一帯に広がるカルスト地形と開放感あふれる稜線歩きが魅力で、多くの登山者が訪れます。
今回は落合区駐車場に車を停め、今畑登山口から反時計回りで周回するコースを歩きました。
天候は曇り時々晴れ。青空が広がる時間は限られていましたが、霊仙山ならではの雄大な景色を十分に楽しめた山行となりました。
今回の登山ルートとコースタイム
南霊岳・霊仙山最高点・霊仙山・経塚山 / よっさんさんの経塚山・霊仙山最高点・霊仙山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
・落合区駐車場 スタート
・今畑登山口 +約5分
・笹峠 +約55分
・近江展望台 +約55分
・霊仙山最高点 +約40分
・霊仙山 +約5分
・経塚山 +約15分
・汗ふき峠 +約85分
・落合区駐車場 +約35分
・コースタイム 約6時間(休憩含む)
今回歩いた今畑登山口から反時計回りの周回コースは、霊仙山の見どころを効率よく楽しめる人気のルートです。
このルートは、急登を登りで利用し、絶景のカルスト台地を長く楽しめることから、初めて霊仙山を訪れる方にもおすすめできる周回コースだと感じました。
落合区駐車場
今回利用したのは落合区駐車場。収容台数はそれほど多くないため、週末は早朝到着がおすすめ。
駐車場は無料。
私が到着した午前7時頃には、すでにほぼ満車となっていました。帰りには路肩に駐車している車も多く見受けられました。
落合区駐車場から登山開始
朝7時頃に落合区駐車場へ到着しました。人気の山ということもあり、すでに駐車場はほぼ満車状態。
週末に訪れる場合は早めの到着がおすすめです。
準備を整え、今畑登山口から歩き始めます。

スタート直後から急登が続く
登山開始直後から急登が始まります。
しばらくは樹林帯の中を歩くため展望はありませんが、斜度は思っていた以上に急でした。
標高を上げるにつれ息も上がります。
途中にはかつて人が暮らしていた廃村跡があります。今では静かな山の中ですが、ここに生活があったことを思うと不思議な気持ちになりました。
歴史を感じながら歩けるのも、このコースの魅力の一つです。




笹峠からカルスト台地の急登へ

笹峠を過ぎると景色が一変します。今回最も印象に残った区間がここでした。
カルスト台地特有の岩場となり、岩と砂が混ざったザレた急登を登っていきます。
この急登は思っていた以上に長く続きます。
足元は滑りやすく、一歩ずつ慎重に登る必要があります。

振り返ると眼下には素晴らしい景色。

絶景と高度感を同時に味わえる場所ですが、高所が苦手な方は少し恐怖を感じるかもしれません。
体力だけでなく慎重な足運びも必要な区間でした。

近江展望台から絶景の稜線歩き
急登を登り切ると近江展望台へ到着します。

ここから見える景色はまさに絶景でした。
琵琶湖方面の雄大な景色。そしてこれから歩くカルスト台地の稜線。
霊仙山が人気の理由が一瞬で理解できる景色です。


少し休憩したあと、山頂へ向けて歩き始めました。
カルスト台地の稜線は岩が多く歩きにくい場所もありますが、大きなアップダウンはありません。左右に広がる景色を眺めながら歩く時間は非常に気持ちが良く、この日一番楽しかった区間でした。



霊仙山最高点から山頂へ
まず到着したのは霊仙山最高点です。霊仙山は最高点と山頂が別々になっている珍しい山です。


最高点から少し歩くと山頂へ到着します。

山頂では昼食をとりながらゆっくり休憩しました。曇り空ではありましたが、周囲の景色は十分に楽しむことができました。
晴れていればさらに素晴らしい景色が広がるのだろうと感じました。

経塚山を経由して下山
休憩後は経塚山を経由して下山します。途中には霊仙神社があります。


静かな山中に佇む神社はどこか神秘的な雰囲気がありました。


さらに進むと汗ふき峠へ。
ここからの下りは今回もう一つの注意ポイントです。急斜面が続き、ロープ場もあります。
慎重に足場を確認しながら下りました。疲れが出始める時間帯でもあるため、焦らず安全第一で歩くことが大切だと感じました。



人気の理由がよく分かった霊仙山
今回歩いて感じた霊仙山最大の魅力は、やはりカルスト台地の景色でした。
近江展望台から山頂まで続く開放感あふれる稜線は、これまで歩いた山の中でも特に印象に残る景色です。
一方で、笹峠以降のザレた急登は今回のコース最大の難所でした。
登りでは慎重に登れば問題ありませんでしたが、下りに利用すると滑りやすく危険度が高くなると思います。
景色の見え方も考えると、今回歩いた今畑登山口から反時計回りの周回コースが歩きやすく、おすすめできるルートだと感じました。

まとめ
霊仙山は「人気の山」と聞いていましたが、実際に歩いてみるとその人気に十分納得できる山でした。
カルスト台地が織りなす独特の景観、近江展望台から続く絶景の稜線、そして開放感あふれる山頂。
どれも非常に魅力的で、何度でも訪れたくなる山です。
一方で、笹峠以降のザレた急登や汗ふき峠の急斜面など注意が必要な区間もありました。
だからこそ、今回歩いた今畑登山口から反時計回りのコースは、安全面・景色の両方を考えてもおすすめのルートだと感じます。
天候には恵まれたとは言えませんでしたが、それでも十分満足できる山行となりました。
霊仙山の難易度
・体力:今回歩いた今畑登山口からの周回コースは、コースタイム約6時間、標高差も約800mあるため、ある程度の体力が必要。
・危険個所:滑りやすい急登や急斜面はあるものの、登山道は明瞭でレスキューポイントも整備されている。
・展望:カルスト台地や近江展望台からの眺望は、この山ならではの大きな魅力。
※登山に慣れてきた方にはおすすめですが、初めての登山としてはやや負荷が高め。
※難易度は個人の感想です。

