2025年6月7日(土)、鈴鹿山脈の最高峰である御池岳(1247m)へ登ってきました。今回はコグルミ谷登山口から入り、御池岳を経て鈴北岳まで足を延ばすルートです。
御池岳とは?鈴鹿山脈最高峰の魅力
鈴鹿山脈に位置する御池岳(1247m)は、鈴鹿山脈の最高峰として知られています。特徴的なのは山頂部に広がるカルスト地形。石灰岩が露出した独特の景観は、他の山ではなかなか見ることができません。
また、広大なテーブルランド、野生の鹿やリスといった動物との出会い、美しい樹林帯など、変化に富んだ山として多くの登山者に人気があります。
今回の登山ルート
御池岳・鈴北岳 / よっさんさんの御池岳・鈴北岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
- コグルミ谷登山口下駐車場
- コグルミ谷登山口 +約5分
- 天ヶ平 +約75分
- 御池岳 +約70分
- 天狗鼻 +約10分
- 鈴北岳 +約50分
- 網掛峠 +約45分
- コグルミ谷登山口下駐車場 約40分
- コースタイム 約6時間(休憩含む)
駐車場事情|御池岳は早朝でも満車に注意
まず最初に直面したのが駐車場問題でした。網掛トンネル登山口駐車場を目指して向かいましたが、6時30分の時点ですでに満車。鈴鹿山脈の人気の高さを実感します。
今回はやむを得ずコグルミ谷登山口下駐車のスペースに停めました。下山後、駐車場まで約40分の舗装路歩きとなりました。できれば早めの到着がおすすめです。
※コグルミ谷登山口下駐車も6時30分時点でほぼ満車状態でした。
コグルミ谷ルート ~新緑が美しい樹林帯と急登~
コグルミ谷ルートは、鈴鹿山脈らしい美しい樹林帯を歩くコースで、序盤からとても気持ちの良い道が続きます。6月初旬ということで、新緑が最も美しいタイミング。木々の葉は鮮やかな緑に輝き、差し込む光を反射してまるで森全体が光っているような印象でした。


足元は比較的歩きやすく、緩やかな登りが続きます。鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりと高度を上げていく時間はとても心地よく、「ああ、やっぱり山はいいな」と自然と感じられる瞬間でした。

しばらく進むと、8合目付近で少し開けたスペースに出ます。ここには多くの登山者が足を止めていました。何かと思い周囲を見渡していると、「リスが見られる場所」とのこと。せっかくなので少し立ち止まって探してみると、なんと目の前にひょっこりとリスが姿を現しました。
慌ててカメラを構え、シャッターを切るも結果はピンボケ。焦ってしまい、まともに撮影することができませんでした。そうこうしているうちにリスはあっという間に森の中へ消えてしまい、ほんの一瞬の出会いとなりました。それでも、野生のリスを間近で見られたのは貴重な体験でした。

そこから先は徐々に傾斜がきつくなり、息が上がる場面も増えてきます。序盤からなかなかの登りの後に、しっかりとした登りがあり、体力を使う区間となりました。それでも、周囲の美しい新緑に励まされながら一歩ずつ進んでいきます。
御池岳山頂 ~カルスト台地と絶景の広がり~
登り切ると視界が一気に開け、御池岳の山頂部へ。そこにはこれまでの樹林帯とはまったく違う景色が広がっていました。

岩が広がる独特な山頂風景
山頂部は岩が点在する広大なカルスト地形のような台地。ゴツゴツとした石灰岩が地表から顔を出し、どこか異世界のような雰囲気を感じさせます。

山頂周辺には多くの登山者が休憩しており、それぞれ思い思いにこの独特の景観を楽しんでいました。自分も少し腰を下ろし、行動食を取りながらしばらく休憩。登ってきた達成感と、この景色の非日常感に包まれ、とても贅沢な時間でした。

天狗鼻・ボタンブチ
休憩後は、御池岳の見どころでもある天狗鼻やボタンブチ方面へ散策します。広大な台地の上を自由に歩くような感覚で、登山というよりは高原散策に近い印象です。場所によっては切れ落ちた崖もあり、足元には注意が必要ですが、その分ダイナミックな景色を楽しむことができます。




鈴北岳へ ~展望と鹿の群れ~
その後、鈴北岳へ向かいました。御池岳から鈴北岳への道中では、なんと鹿に遭遇。数頭、草地に佇んでおり、こちらの存在に気づくとゆっくりと距離を取るように移動していきました。自然の中に入り込んでいることを強く実感する瞬間でした。



鈴北岳からの展望
鈴北岳の山頂は展望が非常に良く、周囲の山々を一望できます。この日は天候にも恵まれ、鈴鹿の山々がきれいに広がって見えていました。御池岳の台地的な景観とはまた違い、こちらは「展望の山」という印象です。

下山ルート ~網掛峠から舗装路歩きへ~
山頂でしばらく景色を楽しんだ後、下山は鈴北岳から網掛峠を経由して下ります。疲労も重なってなかなか足が進みません。特に序盤で体力を使っていたこともあり、後半はかなりバテ気味になってしまいました。

最後は舗装路歩き。これが意外と長く、最後にじわじわと疲れがきます。登山とは違う疲労感があり、油断できない区間です。
御池岳は鈴鹿屈指の満足度の高い山
今回の山行は6時間超えと長時間になり、下山後はかなりの疲労感がありました。しかし、それ以上に得られる景色と体験は素晴らしいものでした。
新緑の森、カルスト台地、野生動物との出会い、そして鈴北岳からの展望。どれをとっても印象に残る山行でした。
鈴鹿山脈最高峰というだけあり簡単な山ではありませんが、その分満足度は非常に高い山です。
御池岳・鈴北岳周回の難易度
・距離:中程度 6時間を超える山行となり、体力はそれなりに必要です。
・急登:終始それなりの登りが続く
・危険個所:大きな危険個所は無し
・駐車場問題:早朝でも満車になるため、早めの行動が重要です。
※難易度は個人の感想です。

