2026年6月13日(土)、三重県と滋賀県の県境に位置する「釈迦ヶ岳」と「三池岳」を縦走してきました。
今回は三池岳登山口駐車場を起点に、岩ヶ峰尾根登山道から北山・岩ヶ峰を経由して釈迦ヶ岳へ。その後、仙香山・北仙香山・八風峠を通り、最後に三池岳へ登って下山する周回コースです。
コースタイムは約8時間、累積標高は968m。一見すると累積標高はそれほど多くありませんが、尾根へ出るまでの急登やザレ場、ロープ場など変化に富んだ登山道が続き、想像以上に歩き応えのある山行となりました。
鈴鹿山脈らしい美しい尾根歩きと、登り切った先に広がる開放的な景色を存分に楽しめた一日でした。
釈迦ヶ岳・三池岳とは
釈迦ヶ岳(標高1,092m)は鈴鹿山脈を代表する山の一つで、「鈴鹿セブンマウンテン」に数えられる人気の山です。
一方の三池岳(標高971m)は釈迦ヶ岳の北側に位置し、八風峠を挟んで続く山です。派手さはありませんが、静かな雰囲気の中で尾根歩きを楽しめる山として親しまれています。
この二座を縦走するコースは、急登・尾根歩き・展望と、鈴鹿山脈の魅力を一度に味わえるルートです。
今回の登山ルートとコースタイム
北山・岩ヶ峰・釈迦ヶ岳・仙香山・北仙香山・三池岳 / よっさんさんの北山・北仙香山・仙香山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
・三池岳登山口駐車場 スタート
・岩ヶ峰尾根登山道取りつき +約10分
・北山 +約70分
・岩ヶ峰 +約30分
・釈迦ヶ岳 +約30分
・仙香山 +約60分
・北仙香山 +約5分
・八風峠 +約5分
・三池岳 +約10分
・三池岳登山口 +約80分
コースタイム 約8時間(休憩含む)
獲得標高 968m
三池岳登山口駐車場
・駐車場名:三池岳登山口駐車場
・料金:無料
・駐車可能台数:約10台
※手前にも何台か止めれるスペースがあります。
※当日は7時頃に到着しましたがだいぶ余裕がありました。時期によっては早朝から満車になる場合もあるようです。
岩ヶ峰尾根の急登からスタート
三池岳登山口駐車場から歩き始め、岩ヶ峰尾根登山道へ入ります。



スタート直後から急登が始まり、息を整える暇もないほどの登りが続きました。
登山道にはザレた場所も多く、一歩一歩足元を確認しながら慎重に進みます。
途中、視界が開けた場所で休憩を取りながら標高を上げていきました。
しかし、北山までの道のりは予想以上に長く感じます。


北山を越えて岩ヶ峰へ向かいますが、ここでも急登は終わりません。

尾根へ出るまで体力勝負の登りが続きます。
岩場をよじ登るような場所もあり、鈴鹿らしい変化に富んだ登山道です。

特に尾根直下のロープ場は今回のコースでも最も印象に残る場所でした。
足元はザレて滑りやすく、ロープを使いながら慎重に登ります。
急登を登り切って尾根へ飛び出した瞬間、思わず「やっと着いた」と声が出そうになるほどの達成感がありました。


尾根に出ると一気に開放的な景色へ
尾根へ出ると、それまでの急登が嘘のように歩きやすい道へ変わります。
視界も一気に開け、鈴鹿山脈の稜線が広がります。
釈迦ヶ岳まではそれほど時間もかからず、穏やかな尾根歩きを楽しめます。
山頂へ到着すると、多くの登山者で賑わっていました。

岩ヶ峰尾根では誰一人会わなかっただけに、その賑わいに少し驚きます。
人気の高さを改めて感じました。
景色を眺めながら休憩し、昼食を楽しんだ後、次の目的地である仙香山へ向かいます。

釈迦ヶ岳から八風峠まで快適な縦走
釈迦ヶ岳を後にすると、尾根道を中心とした気持ちの良い縦走が続きます。
心地よい風を感じながら歩く尾根道は、この日のハイライトでした。
多少のアップダウンはありますが、急登を終えた後だけに足取りも軽く感じました。

仙香山、北仙香山を経由して八風峠へ。



八風峠には真っ赤な鳥居と石碑があります。
写真や登山記録で何度も見ていた場所だったため、実際に訪れることができて少し感動しました。
ここでしっかり休憩を取り、水分を補給して最後の登りに備えます。

三池岳を経由して下山
八風峠から最後の登りとなる三池岳を目指します。
疲れは溜まっていましたが、ゴールが近づいていることもあり、一歩ずつ着実に歩きました。

三池岳へ登頂した後はいよいよ下山です。

しかし、ここで気が緩むことはできません。
下りもザレた場所が多く、慎重な足運びが求められます。

最後まで集中力を切らさず歩き続け、無事に駐車場へ戻ることができました。
歩き終えた時には、しっかりと疲労を感じながらも、大きな充実感に包まれていました。
今回のコースの特徴
このコース最大の特徴は、前半の急登と後半の開放的な尾根歩きのメリハリです。
岩ヶ峰尾根は急登やザレ場、ロープ場が連続し、鈴鹿山脈らしい力強い登山道が続きます。
一方、尾根へ出ると景色が大きく開け、釈迦ヶ岳から八風峠にかけては爽快な稜線歩きを楽しめます。
最後の三池岳からの下山もザレた箇所が多く、最後まで気を抜けないコースでした。
体力だけでなく、足元に注意しながら歩く集中力も必要なルートだと感じました。
まとめ
岩ヶ峰尾根から釈迦ヶ岳、三池岳へと歩く今回のコースは、鈴鹿山脈らしい変化に富んだ登山を存分に楽しめるルートでした。
尾根へ出るまでの急登やザレ場は決して楽ではありませんが、その分、尾根に立った瞬間の開放感は格別です。
釈迦ヶ岳の賑わい、静かな仙香山周辺の尾根歩き、八風峠の鳥居、そして三池岳まで続く縦走路と、一日を通して変化のある景色を楽しむことができました。

釈迦ヶ岳・三池岳縦走の難易度
・体力:約8時間の行動時間に加え、前半の急登で体力を消耗します。
・危険個所:危険な岩場は多くありませんが、滑りやすい登山道が多いため慎重な歩行が必要です。
・展望:岩ヶ峰尾根を登り切った後の展望や、釈迦ヶ岳から八風峠にかけての尾根歩きは、このコース最大の魅力です。
※体力は必要ですが、鈴鹿山脈の魅力をたっぷり味わいたい方には、とてもおすすめできるコースです。
※難易度は個人の感想です。

